これはFOSS4G Advent Calendar 2013へのエントリー記事です。師走の忙しい時期ですが、しばしお時間いだだければ幸いです。
世の中には、何を見ても、それが「おっぱい」に見えてしまう人がいるようで、非常に心を痛めております。
とてもせんじょう的な立体マウスパッドにち◯クラスタ大興奮
http://togetter.com/li/526281
昨年までは私もその一人だったわけですが*1、これは重大な間違いだったことに気が付きました。山がおっぱいに似ているのではなく、実際には、おっぱいが山そのものだったのです。"神々が遊び舞う頂き"それがおっぱいなのです。
ということで、「おっぱいは山である」という証明をFOSS4Gツールを使って示しておきたいと思います。
1.データの用意
以下のサイトよりOBJデータをダウンロードします。あらかじめ言っておきますが、あくまで学術的な研究目的で利用しておりますので悪しからず。
「Perfume GLOBAL SITE PROJECT #003」
2.QGIS Oppai Pluginのインストール
QGISのプラグインマネージャーで以下のサイトを追加して、Oppai Pluginをインストールします。
http://map.ecoris.info/plugins.xml
※なお、このプラグインは、おっぱいデータを簡単に扱うことができる"おっPython"というプログラム言語を利用して作成しました。
3.Oppai Pluginの起動
- プラグインメニューより起動します。
- 読み込みたい人物を選択し「Open」ボタンを押します。
- ファイル選択画面になるのでダウンロードしたobjファイルを選択します。
- しばらく待つとQGISにラスタ形式に変換された標高データと陰影起伏データが読み込まれます。なお、チェックボックをONにすると高解像度のデータになりますが、変換に時間がかかります。(10〜15分ぐらい)
※ダウンロードしたファイル名との対応は以下の通りです。
model1.obj : あ〜ちゃん
model2.obj : のっち
model3.obj : かしゆか
4.おっぱいは山である証明
準備ができたので、証明に入ります。
彩段図を重ねて乗算
あー、もうこれは山以外のなにものでもありませんね。(左から、かしゆか、のっち、あ〜ちゃん)
以上、Q.E.D.
これで証明終わりですが、まだ理解できていない人のために、MapProxy Pluginで読み込んだ基盤地図情報標高データと重ねた図を示しておきます。
どこが富士山で、どこがおっぱいなのか全く分かりませんね。
これでもまだ納得できていない人のために、Profile Tool プラグインで地形をチェックした状況を示しておきます。
いったいこの山は、どこからアッタクすべきなんでしょう?登頂を阻む東西両壁のバットレスを超えられる気がしません。そうかといっても北側ルートは、難関のノースフェースが待ち構え、南側ルートにはお花畑のような顔をした樹海が。一旦踏み入れると二度と帰ってはこれません。
番外編 R18
...と、ここで終わる予定でしたが、こんなニュースが飛びこんできました。
セクシー女優・つぼみの3Dデータを無料配布! 公式HP開設記念
「つぼみオフィシャルサイト」http://tsubomi-official.jp/
私、この「つぼみ」という方がどのような人なのか、ほんとに、ほんとに、ほんとーに、存じ上げないのですが、オープンデータの活用推進という政府の方針に従うため今しばらく続けたいと思います。(遠い目で山をみながら)
データの確認
これまでと同様にデータをダウンロードして、Oppai Pluginから読み込みます。
※なんでだろうなー?? まだこのデータはdata.go.jpには登録されていないようです。
ここでちょっと話が変わりますが、小笠原諸島の西之島付近で火山によって新しい島が形成されつつあるというニュース、大変興味深いですね。
地理院地図をMapproxyPluginで読み込んで確認してみましょう。
なるほど、こうなってるんですね。で、昨日NHKを見ていたら、まだまだ噴火中で、もっと島が大きくなっていくそうです。
そこで、最新のGIS技術とオープンデータを駆使して、将来の新島の様子をシミュレーションしてみました。
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なるほど、今見えている部分は、全体の一部にすぎないのですね。