広域の陰影図を作成する方法

gdalで広域な陰影図を作成するための私的なメモです。

外付けハードディスク

  • 4GB以上扱える
  • windowsmacで共有したい(?)

exfatだと書き込みが遅い?
NTFSにして、macには paragon ntfs for macを入れる

標高データをgeotiffに変換

前のエントリ参考

陰影図を作成

vrtで作業すると速くて軽い

gdalbuildvrt dem.vrt *.tif
gdalwarp -r bilinear -t_srs epsg:900913 -of VRT dem.vrt demwarp.vrt
gdaldem hillshade --config GDAL_CACHEMAX 1024 -co TILED=YES -z 2 demwarp.vrt hillshade.tif
  • COMPRESS=LZW は遅い?
  • BIGTIFF=YESするとなぜか4GB以上でフリーズ?(ただしCOMPRESSするときはBIGTIFF=YESしないとエラー)

なので、COMPRESSもBIGTIFFもしない。

  • wmはwarpに使用するメモリ割り当て(?) 指定するとエラーになりやすい?ので指定しないことに
  • GDAL_CACHEMAXを大きくしすぎると Out of memory.
  • GDAL_CACHEMAX と wm の兼ね合いが よくわからない --config debug on してみるといいのかな?
  • macだと大丈夫?(wm指定してmacで試してみること←自分)

結果

全国分

  • 変換に4時間
  • 陰影図 約61GB
タイル化
gdal2tilesXYZ_parallel --config GDAL_CACHEMAX 1024 -e -z 5-15 -s epsg:900913 hill.tif
  • 1.5日で10% つまり全部で15日ぐらい。(途中でparallelを発見したので切り替えたので若干早くなったけど途中でストップしたりしたので、結局13日ぐらい)
  • 約50GB
  • gdal2tilesXYZ_parallelはこれをXYZ出力に改造したもの。ただし、ズームレベルが変わるとき、BaseからOverviewに切り替わるときにストップしてしまう。あとから要検証。